心筋の再生医療 vol.1

ユウタママです。

今日は素人ながらに集めた再生医療の情報について書きたいと思います。
何分素人でネットやニュース、研究機関のホームページなどから集めた情報ですので不確かで間違いもあると思います。
本当に知りたいと考えているなら、それらの研究機関に直接聞くことをお勧めします。
私たちもセカンドオピニオンで実際にかかわっている先生からお話を聞き、自分自身で感じれたことは非常に大きな意味があったと感じています。

再生医療は今話題のips細胞を使うものだけではなく何年も前から研究されている自分の細胞を使った再生医療の臨床研究がおこなわれています。

私が得た情報としては、1つは筋肉の細胞をシート状にして心筋に張り付けて機能回復を目指すというものと(こちらは以前から大阪大学で研究されています)、心臓から取り出した心筋幹細胞(?)を体外で培養し増やした後大動脈から注入するというもの(こちらは岡山大学)がありました。後者は現在主に心室低形成症のお子さんにたいして研究されているようですが今後、心筋症も視野に入れていくとのことでした。

以下、関連情報のサイトです。
ニュース:岡山大学の心筋再生治療 http://iryo.sanyo.oni.co.jp/hosp/h/055/c2012052410254195
心筋シートの作製 http://www.yakuji.co.jp/entry25755.html
医療機関:大阪大学未来医療センター http://www.hp-mctr.med.osaka-u.ac.jp/

期限が切れて見つからないニュースもありました。
大阪大学では今年4月頃ニュースになっていましたが、今年から重症心不全の小児に対する心筋再生医療の臨床研究が始まるそうです。
足の筋肉を3グラムとり、シート状にして心臓に張り付けるという治療です。上記の未来医療センターの臨床研究プロジェクト一覧をみると、現在すでに15歳以上の方には行われていることがわかります。大人での効果がある程度見えてきたから今度は小児になるのかな?と思いました。

ただ、厳しい現実としてはユウタのように胎児性の心筋症の場合、効果が思うように期待できないこともおおいにあるとのことでした。
そもそも2700gのただでさえ栄養が不足し、筋力も十分に鍛えられない子供の足から3グラムの筋肉がとれるのか。とったとしても全部取ることになりかねないこと。とれたとしても先天的に筋肉細胞に異常があると効果がない、など様々な問題があり体の小さなお子さんには難しい側面もあるようです。
心筋シートの治療は、筋肉細胞からでるホルモンの分泌によって心筋が刺激され再生(?)するようです。そのため先天的にホルモンの分泌がないと治療の効果はないそうです。
逆に考えれば後天的に病気を発症したなら効果があるということかなとも思います。

1日も早く治療法が見つかり、病気と闘っているお子さんが元気に遊べる日が来ることを願っています。

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