ユウタママです。
ここの所ニュースになっていますが、大阪大学附属病院で小児重症心不全の心筋シートの治療が先日、11歳の少女におこなわれ成功したと正式に発表がありました。
ニュースはこちら (細胞シートで女児の心臓病治療に成功 子供で初 大阪大、移植し機能改善)
私たちも大阪大学へセカンドオピニオンに伺い、このお話を聞きました。
少しずつ治療法が進んでいると思うととてもうれしく思います。
大阪大学附属病院の先生方は、本当に子どものことを考えてくださる素晴らしい先生方でした。
子供の生きようとする意志を全力で支えてくださっていることが感じられ、緊張して伺ったのですがとても安心したのを覚えています。
記事にもありますが、小児の臓器提供は非常に少なく現実的には国内での移植は絶望的と私たちも説明を受けました。
でも病気を発症する子供たちは後を絶たず、いつ失うかわからない中で恐怖に耐え頑張る親御さんを思うと本当にやるせない気持ちになります。
少しでも早く治療法が見つかることを願ってやみません。
ユウタには叶わなかったけれど、生きていることって本当に素晴らしいことです。
そして子供の生きようとするエネルギーは私たち大人がどうこうしていいようなものではなく、その子自身の魂の中から湧き出てくるものだと私はユウタと出会って思いました。
生きていることの輝き、生きようとする強い意志。
その素晴らしさ、重さ、そしてそれが奇跡であることを知りました。
もうすぐユウタの2歳のお誕生日。
私は今年もきっと泣いて過ごします。
ユウタを失った悲しみと、ユウタに出会えた感謝の気持ちとを抱えて。
そしてユウタがくれた夢を見失わないように、少しずつ進んでいきます。