今後のこと

ユウタママです。

先日セカンドオピニオンに伺ったO大学附属病院の小児循環器の先生がわざわざ山梨までユウタに会いに来てくださいました。
「データや文章ではわからない行間にあるものを直接会って確認したかった」と言ってくださり、先生が「ユウタ君」と呼んでくださるたびにその響きの温かさに心が救われました。

山梨ではこれ以上の治療が困難であることは主治医の先生からのお話で分かっていました。
パパも私もそわそわと落ち着かずに居ましたが、ユウタは泣かずに検査や診察を頑張ってくれたそうです。

先生は「こんなに悪い心臓で本当によく頑張っているね。細い平均台の上を何とかバランスを取りながら歩いている状態です。非常に厳しい状況ですが、何とかしてあげたいという思いです。」と言ってくださいました。

現状の2.7kgではやはり色々と難しいそうなので、とにかく山梨で3kgを目指すことになりました。
その間O大学の先生方と山梨の先生方で密に連絡を取り、O大学の心臓のチームで何ができるかを協議して下さるとのことです。
搬送すると必ずガクッと一段悪くなるそうで、現状の2.7kgで調子を崩すと3kgまでの道が遠くなるから山梨で頑張って、その間先生方が様々な障害をいかに軽くするかを考えてくださるそうです。
搬送も困難を極めるようですが、その後の事もしっかりと万全を整えてた上で搬送したいと言われほっとしました。

多くの方のお力をお借りして、ユウタの今があるのだと改めて思いました。
私たち素人には計り知れない難しい状況を、命を救おうと強い信念を持って行動してくださる多くの方のおかげで、たくさんの命が救われているのだと医療に従事する方の心の深さを感じました。

今後の道のりも険しく困難ではありますが、ユウタが呼んだこの流れに乗って精一杯未来へ向かって進んでいきたいと思います。

コメントを残す